2013年6月29日土曜日

語学学校のその後 1/3 授業について

先週の灼熱の日々から一転、今週は肌寒くなりました。
冬も秋も大好きですが、日本から持ってきた冬服に飽きてきたので、
そろそろ本当に暖かくなって欲しい。。

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さて、語学学校は今週の水曜日から新しいクラス(A1-2)になりました。
A1-1は地下室みたいな部屋で勉強していましたが、今度は一番上の階のアトリエです。
快適快適~♪
(何より、地下室が嫌いで中庭で授業したがる先生が、今度は室内でやってくれるようになったので助かる…。黒板最高!)

教室です。最上階!
記憶の渦に飲みこまれる前に、語学学校のことをメモをしようと思いましたが、
書き出したら長い…。

でもでも、日本でこのブログを読んでいるオカーサンのためにも、書かなきゃ! (←??)
という使命感に駆られたため、分割して投稿します。

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目次

1)学習内容について
2)先生について
3)クラスメイトについて
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1) 学習内容について
私はまったくの初心者なため、A1(ドイツ風には『アーアインツ』)という
一番の基礎コースから始めました。問答無用の初心者のため、
入学試験等はありませんでした。

A1のレベルは、日常的な会話ができて買い物に困らないレベルでしょうか。。
日本の Goethe Institut のHPによると、A-1の検定に受かると以下のような
能力が証明されるそうです。
  • 日常生活の場面での簡単な質問や指示、話、留守番電話のメッセージや
    アナウンス、短い会話を理解することができる
  • 短い伝達事項や掲示、広告などから、自分にとって重要な情報を取り出すことができる
  • 数字や量、時間や値段を言ったり、理解したりすることができる
  • 簡単なものであれば、所定の用紙に記入することができる
  • 短い個人的な文章を書くことができる
  • 会話で自己紹介をしたり、質問に答えたりすることができる
  • 身近な状況で質問やお願いをしたり、それらに反応したりすることができる
http://www.goethe.de/ins/de/prf/sd1/jaindex.htm、2013年6月19日参照)

うーん。。こんなにちゃんとできるようになるのかしら…と思いますが、
こういう能力試験の要件は、大抵難しく書いてあるので(?)、きっと大丈夫。。

わが町のVHS(Volkshochschule)では、A1はA1-1とA1-2に分かれており、
順調にいけばおよそ 2ヶ月でA1を修了する計画になっています。
※授業内容が理解できていないと判断されると、次のコースに進む前に
  適性検査を受けることになります。

アルファベットの読み方から始まり、数字の数え方、簡単な日常会話と文法等。
かなり足早に進む印象ですが、何年もドイツに暮らしていて読み書きだけ不安という人や、
第 2外国語としてドイツを勉強する大人が中心のため、理解度はそこそこの模様。
ただ、文法知識に対して、単語や会話の練習量は十分ではないので、
自分で努力する必要がありそうです。

私はテレビショッピングで数字の聞き取りを練習しつつ、教科書の音読、作文をしています。
A1-2に入って 1週間ですが、もうちょっと頑張りたいのは、適切な質問の仕方です。
質問されれば答えられるけれど、自分で質問できないのですよ。。

教科書、ノート、辞書、プリント。
ちゃ、ちゃんと宿題やってるよー

駐在先輩奥様におススメ頂き、Amazon.jpで購入。
母に転送してもらいました。めっちゃ役立つ!
☆所感☆
日本の一般的な公立中学・高校を卒業した私の記憶の限りでは、
英語の授業で幾度となく、「S(Subject)・V(Verb)・O(Object)」とか
発音記号とかをやってきましたが、当地でドイツ語を学ぶのには
とても役に立っています。

また、大学の必修英語で非常に熱心に文法を教えてくれた先生
(ベインズ先生とかいう名前だった)に感謝です。
 1コマ目の授業で、朝早くて大変だったけど、頑張ってよかったなー。

もちろん、英語とドイツ語の文法は似通っているところがあっても、
まったく異なることや、存在しない用法もあるために混乱することはありますが、
基本的な知識や比較対象があるというのは、学ぶのには大変役に立つかと。

既に母国語で一定以上の抽象概念を理解できるのであれば、
文法をある程度きっちりやっていくというのは望ましいと思います。
特に、外国人が仕事をしたり、学位を求めて勉強するのであれば、
なおのこと「正しい会話」が信頼を得る最初の一歩でしょうし。
あ、私はニート主婦ですけどね。

ただ、学んだ文法をちゃんと使えるようにするには、練習あるのみ。。
実際に使ってみるしかないですねー。そして、使ってみると、そんなに
すらすら出てこない。

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