続き。
普段、運動不足なのにテンションあがりすぎてストラスブールを満喫したため、
翌日は11:43に起きました。ホテルのチェックアウトは12:00…。
ばたばたしつつも次の目的地コルマールへ。
コルマールは「ハウルの動く城」で風景が使われた場所とのこと。
事前に「ハウルの動く城」を見直して勉強しておくか~
なんて思っていたものの、オットーさんも私もすっかり忘れてふらふらと旅に出たため、
例のごとくぶっつけ本番…。
そんな我々を心配してか、chalsuke先輩が見どころをメモしたメールを下さいました。
------------------------
観光スポットリスト
------------------------
・頭の家(Maison des Têtes)
・プフィスタの家(Maison Pfister)
・旧税関(Ancienne Douane)
・プティットヴニーズ(Petite Venise)
・+町並み、 吊り看板
・ 絵はがきをみたアンリのお店は、プフィスタの家の向かい
------------------------
chalsuke先輩、ほんとにありがとうございます m(_ _*)m
+αでオットーさんが急遽ネットで検索した情報と併せて、
コルマールに向けて出発しました。
再び適当な脳内地図。 Googleマップのちゃんとした使い方、 研究室でご一緒したつっちーさんに教えてもらいたい。笑。 |
ストラスブールからコルマールへは、1時間ほど。
こころなしか、ドイツよりも狭いフランスの高速道路(国道か?)を南へ向かってひた走ります。
お気楽な助手席なので、あっちを見たりそっちを見たりです。西側にはヴォージュ山脈と
ワイン用のブドウ畑が広がっていました(写真はない)。
オットーさんも私もあまりお酒を飲まないのであっさりスルーしましたが、
ストラスブール~コルマールの間は「ワイン街道」の一部であり、
沢山のワイン農家や居酒屋、そして古いかわいらしい村々があるようです。
今回は慌ただしかったこともあり、足を延ばせませんでしたが、
次回はゆっくりと村々を訪問してもよいかもしれません。
さて、コルマール。
ジブリ映画の舞台となるだけあって、かわいらしい街並みでした。
人がいなくなったタイミングを狙って写真を撮っていたので分かりにくいかもしれませんが、
沢山の観光客の方がいました。そこかしこから聞こえてくるドイツ語、フランス語、英語…。
まだ習いたてではありますが、フランス語よりもドイツ語を耳にするとホッとしました。
(とはいえ、フランス語とドイツ語がちゃんぽんになり、結局アウアウ言って終わりました( ̄Д ̄;;)
左:ジブリの方たちが宿泊したという「頭の家」 中央:ハウルの家のモデル 右:なんだかかわいい街並み |
普通の生活が営まれているのでしょうが、とにかくかわいらしい~。観光客マインドをくすぐります。 |
ボートトリップで回ることができる水路。すごく低い橋の下をくぐったりしてました。 |
ところで、ストラスブール、コルマールはコウノトリ(シュバシコウ)+フォアグラ推しの模様です。
ストラスブールよりも、より力強くコウノトリを押し出した店構えが目につきました。
頭にかぶるコウノトリ帽子など、旅の記念になりそうなものがてんこ盛り。。
我らがGoogle先生経由Wikipedia図書館によりますと、
ストラスブールではコウノトリ(シュバシコウ)を飼育しているようです。
天然ではほぼ(←ほぼ?)絶滅しているようですが、ストラスブール、コルマールと沼沢地に
立地しているので、水鳥であるコウノトリ(シュバシコウ)が生息していたというのは納得。
庇の上に飾られているほか、全力で吊るされています。 |
入り口のすぐ上、飛び立つ準備ができています。 |
ちなみに、ストラスブール、コルマールとも水路が多いので、虫さんも多そうでした。
昔は衛生状態を保つのが難しかったんじゃないかな~なんて思っていましたが、
かつて、アルザス地方ではマラリアが蔓延して風土病だったとの情報がありました。
※今は撲滅されているとのこと。
ストラスブールで歩いている時にchalsuke先輩に質問してみたら、どうやら昔々は1階の
敷地面積に対して税金がかけられたために、税金対策として、1階を小さく2階以上を
広くしたそうだとのこと。コルマールにも庶民(?)の努力の跡がありました。
※先輩からの情報+個人的にネットでざっくり調べただけなので、公式情報には行きあたっていません
…悪しからず、興味がある人はフランス語でちゃんと調べてください~!
涙ぐましい努力の形跡が感じられます。 木組みの家は、「動産」として扱われたため、これまた税金対策になったそうです。 |
およそ3時間ほどでコルマール観光を終え、帰途につきました。
オットーさんの高速運転&カーナビさまさまのおかげで、さくっとハイデルベルクへ。
毎回、ざっくりとしか計画を立てずにでかけるオットーさんと私ですが、
今回はchalsuke先輩のおかげで大変充実した旅になりました。
重要な観光スポットを見逃すこともなく、楽しかったです!
貴重な休日を費やしてくださった先輩、ありがとうございます。
ハイデルベルクでお待ちしてます~!!
待ってます♪ |