2013年7月29日月曜日

ストラスブール、コルマールを訪れて。 2/2 コルマール編

ストラスブール、コルマールを訪れて。 1/2 ストラスブール編

続き。
普段、運動不足なのにテンションあがりすぎてストラスブールを満喫したため、
翌日は11:43に起きました。ホテルのチェックアウトは12:00…。

ばたばたしつつも次の目的地コルマールへ。
コルマールは「ハウルの動く城」で風景が使われた場所とのこと。

事前に「ハウルの動く城」を見直して勉強しておくか~
なんて思っていたものの、オットーさんも私もすっかり忘れてふらふらと旅に出たため、
例のごとくぶっつけ本番…。

そんな我々を心配してか、chalsuke先輩が見どころをメモしたメールを下さいました。

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観光スポットリスト
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・頭の家(Maison des Têtes) 
・プフィスタの家(Maison Pfister)
・旧税関(Ancienne Douane) 
・プティットヴニーズ(Petite Venise) 
・+町並み、 吊り看板
・ 絵はがきをみたアンリのお店は、プフィスタの家の向かい
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chalsuke先輩、ほんとにありがとうございます m(_ _*)m 

+αでオットーさんが急遽ネットで検索した情報と併せて、
コルマールに向けて出発しました。

再び適当な脳内地図。
Googleマップのちゃんとした使い方、
研究室でご一緒したつっちーさんに教えてもらいたい。笑。

ストラスブールからコルマールへは、1時間ほど。
こころなしか、ドイツよりも狭いフランスの高速道路(国道か?)を南へ向かってひた走ります。
お気楽な助手席なので、あっちを見たりそっちを見たりです。西側にはヴォージュ山脈と
ワイン用のブドウ畑が広がっていました(写真はない)。

オットーさんも私もあまりお酒を飲まないのであっさりスルーしましたが、
ストラスブール~コルマールの間は「ワイン街道」の一部であり、
沢山のワイン農家や居酒屋、そして古いかわいらしい村々があるようです。
今回は慌ただしかったこともあり、足を延ばせませんでしたが、
次回はゆっくりと村々を訪問してもよいかもしれません。

さて、コルマール。
ジブリ映画の舞台となるだけあって、かわいらしい街並みでした。
人がいなくなったタイミングを狙って写真を撮っていたので分かりにくいかもしれませんが、
沢山の観光客の方がいました。そこかしこから聞こえてくるドイツ語、フランス語、英語…。
まだ習いたてではありますが、フランス語よりもドイツ語を耳にするとホッとしました。
(とはいえ、フランス語とドイツ語がちゃんぽんになり、結局アウアウ言って終わりました( ̄Д ̄;;

:ジブリの方たちが宿泊したという「頭の家」 中央:ハウルの家のモデル      :なんだかかわいい街並み

普通の生活が営まれているのでしょうが、とにかくかわいらしい~。観光客マインドをくすぐります。

ボートトリップで回ることができる水路。すごく低い橋の下をくぐったりしてました。

ところで、ストラスブール、コルマールはコウノトリ(シュバシコウ)+フォアグラ推しの模様です。
ストラスブールよりも、より力強くコウノトリを押し出した店構えが目につきました。
頭にかぶるコウノトリ帽子など、旅の記念になりそうなものがてんこ盛り。。

我らがGoogle先生経由Wikipedia図書館によりますと、
ストラスブールではコウノトリ(シュバシコウ)を飼育しているようです。
天然ではほぼ(←ほぼ?)絶滅しているようですが、ストラスブール、コルマールと沼沢地に
立地しているので、水鳥であるコウノトリ(シュバシコウ)が生息していたというのは納得。

庇の上に飾られているほか、全力で吊るされています。


入り口のすぐ上、飛び立つ準備ができています。

ちなみに、ストラスブール、コルマールとも水路が多いので、虫さんも多そうでした。
昔は衛生状態を保つのが難しかったんじゃないかな~なんて思っていましたが、
かつて、アルザス地方ではマラリアが蔓延して風土病だったとの情報がありました。
※今は撲滅されているとのこと。

もうひとつ、街中を歩いていて面白かったのが、2階以上が張り出している木組みの住居。
ストラスブールで歩いている時にchalsuke先輩に質問してみたら、どうやら昔々は1階の
敷地面積に対して税金がかけられたために、税金対策として、1階を小さく2階以上を
広くしたそうだとのこと。コルマールにも庶民(?)の努力の跡がありました。
※先輩からの情報+個人的にネットでざっくり調べただけなので、公式情報には行きあたっていません
…悪しからず、興味がある人はフランス語でちゃんと調べてください~!
涙ぐましい努力の形跡が感じられます。
木組みの家は、「動産」として扱われたため、これまた税金対策になったそうです。

およそ3時間ほどでコルマール観光を終え、帰途につきました。
オットーさんの高速運転&カーナビさまさまのおかげで、さくっとハイデルベルクへ。

毎回、ざっくりとしか計画を立てずにでかけるオットーさんと私ですが、
今回はchalsuke先輩のおかげで大変充実した旅になりました。
重要な観光スポットを見逃すこともなく、楽しかったです! 
貴重な休日を費やしてくださった先輩、ありがとうございます。
ハイデルベルクでお待ちしてます~!!

待ってます♪
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2013年7月28日日曜日

ストラスブール、コルマールを訪れて。 1/2 ストラスブール編

6月になって、オットーさんが会社から車を貸与されるようになりました。
オットーさんは、免許取得後、日本では片手程度に収まる程度の運転経験ですが、
毎日車通勤をしていたらさすがに慣れて来た模様。。

なので、万全を期して(?)、前々職場のchalsuke先輩 in ストラスブール
+コルマールを訪ねてきました。
ちなみにchalske先輩のブログは右上にリンクがあります。

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土曜日は10:30頃にハイデルベルクを出発。
途中、渋滞に巻き込まれたり、感慨浅く国境を越えたりしつつ、
お昼過ぎにストラスブールに到着。

先輩に宿泊先のホテルまで迎えに来て頂き、さっそく観光に出ました。

脳内地図
凡例は省略。。

ストラスブールの主要な観光地はイル川の中州にある旧市街を中心に
コンパクトにまとまっているようで、ホテルから歩きだしてすぐに観光名所の一つ、
かっこよいヴォーバン堰がありました。
ヴォーバン堰はイル川の水をせき止めているとのことで、
いざという時には街に水を流して水攻めができるようにするものだったそうです。

( ̄△ ̄)街の中心地は水浸し…??

下の写真は、堰の上に登って、街の中心地を見た景色です。
左端はENA(École nationale d'administrationです。グランゼコールの一つで、
行政学はここで勉強するそうです。オランド大統領もここで勉強していたそうな
(先輩からの受け売り知識ですが…笑)。

いつぞや白線流し&堰見学に行ったお仲間に見せたい(①)
ヴォーヴァン堰の外観(①)

そのあとはかわいらしい街をてくてく歩き、
アルザス地方の木組みの家の写真をばしばし撮影したり…

か…かわいい!!(②)

赤いお花が鮮やかなレストラン(②)
写真を撮っている人がたくさんいました。

これまたかわいい街並み(②)
ボートトリップ中に聴いた説明によると、昔は洗濯場だったそうです。
左端の建物は今はレストランになっていて、ここで昼食を食べました。
地球の歩き方にも載っているそうですよ!
(ドイツの人もいました。有名なんですね)
…ボートトリップを楽しみました。
ボートトリップでは、オーディオで日本語の説明がありましたが、
ボートトリップが始まってすぐの名所(橋)が、昔の処刑場だったとか、
火事があった時に太った僧侶が窓にはまって避難できずに
後ろにいた人が20人亡くなったとか、ダークなマメ知識でスタートな趣深いものでした。

ある橋の上(③)
ボートトリップの時には、この水路をボートが通ります。その時には橋が回転して取り外されていました。
橋が回転している模様(③)

そんなボートトリップですが、終盤には欧州議会を訪れます。

欧州議会の外観(④)

「そういや、アルザス・ロレーヌ地方っていえば、『最後の授業』の舞台じゃない~?
昔からフランスとドイツに取ったり取られたりってところよねぇ~?」なんて、
遠い遠い世界史の記憶をぼんやり思い出していましたが、そんな複雑な歴史を持つ地に、
今は欧州全体の方向について議論する場が設けられていること、
また、フランスのリーダー人材を育成する場であるENAがあるのは戦略的であり、
かつ、紛争の歴史を繰り返さないという意志の表れなのかな…と思いました。

ボートトリップは1時間程度ですが見どころが多く、
マリー・アントワネットがオーストリアから輿入れした際に宿泊したお屋敷や、
シュバイツァーが勤務したこともある教会などありました。
歴史の舞台が沢山あり、日本語の説明もあるので楽しかったです。
また、現地に住まうchalsuke先輩から、「この辺りは高級住宅街なんですよ~」なんて
現地のお話を伺いながらの贅沢なひと時でした。

さて、ボートトリップの後も街をぶらぶらしたりカテドラル
(ノートルダム=ド=ストラスブール大聖堂)の上に登っては写真撮影。
とても楽しかったのですが、もともと運動不足のオットーさんと私…。
夜10:30開始のカテドラルのライトアップまで時間はあったのですが、
chalsuke先輩にお願いして、カテドラル前のカフェで3時間ほど一緒に待機して頂きました。

そして、夜10:30からはカテドラルのライトアップ!
ストラスブールのカテドラルは大変立派で、今でも教会建築としては
世界有数の高さを持つ尖塔があります(あまりに無知識で訪問したため、
その場でchalsuke先輩が調べてくれました…笑)。

夕闇に浮かぶカテドラル(⑤)
大変美しく、また、かつての宗教の力の強さを感じます。
ライトアップの一例(⑤)
音楽も流れてすてきな感じです。
そんなこんなで夜は更けていきます。
最後は先輩にまたもやホテルまで送っていただき、
オットーさんと私はふかいふかいふかーい眠りに就きました。。。

           ストラスブール、コルマールを訪れて。 2/2 コルマール編 に続くかも

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2013年7月21日日曜日

新事実? もしかして働ける?

今日、日本は参議院選挙。。
この選挙の前に、また色んなコメントやら報道やらありましたね。
様々な意見や意思が錯綜する中、誰にとっても100点満点な政治ができるとは
思いませんが、政局を争うのではなく、誰のため・何のためかをよく考えた
建設的な議論と施策が為されるといいなと思いました。

さて、最近のメモメモ…。

語学学校の同級生のうち、何人かはお仕事をしています。

入学時に既に仕事をしていた人もいれば、最近、パートタイムでお仕事を始めた人もいます。
勤め先は一般家庭でのオペアやレストランでの調理、サービスなど。
この他、医療関係の技術者の人は病院での仕事を探したり、
ドイツ滞在を機に大学院で学び直す人もいます。

私はオットーさんの配偶者としての滞在許可を得ているため、
今のところ労働許可証はないらしいです。滞在許可証申請時、
当地のエージェントには、2年間ドイツに暮らせば、3年目からは
労働許可が出るとの説明を受けました。。しょんぼり。。

とはいえ、働けないなら、インターン的に無給のアシスタントとして
使ってもらえば良いのではと考え、ある会社に問い合わせをしてみました。

ちなみに、求人を見つけたのは Oshigoto.DE という Twitter のページです。
(いつも人を募集している某日系ゲーム会社の選考(労働環境?)の
厳しさが気になります…)

求人ではドイツ語能力は求めておらず、必要なのは日本語と英語
多分オットーさんの会社に関係のある組織なので、より望ましい人材としては、
製品の基本的な情報を持っていることでしょうが、言及ゼロ。笑。

…結果としては、無給のインターンは募集していないとのことでした  (´・ω・`)
というのも、人材派遣会社を通して人を配置するためだそうです。
そういうビジネスなんですねぇ。
クライアントとしても、無給でいつ辞めてしまうか分からず、責任や権限を持たせにくい
インターンには、窓口業務はやらせたくないでしょうね。

が、対応をしてくれた人が親切で、私の滞在許可証の文言(ドイツ語…汗)を確認し、
Rathaus(市役所)に行くべしとアドバイスしてくれました。
オットーさんが納税者であるのならば、その配偶者に労働許可証がないのは
ちょっとおかしいのではないかと。。オットーさんは納税しているはず(笑)なので、
そうなると、私も働けるのかもしれません。

ただ、一説によるとオットーさんのお給料は
「配偶者が居住地で働けない分」も込みで入っているということや、
私自身の日本での社会保険関連の手続きが煩雑になるため、
収入を伴う「労働」をするのであれば、まだまだ色々と調べるべきことが多そうです。
ちなみにドイツでは、独身の場合なら8,004ユーロ未満は所得税が非課税ですが、
52,882ユーロで最高税率(42%)になるようです※1
日本のお給料だと、ほとんどの人がいきなり最高税率になりそうですね。。
※1 詳細はJETROのページ(ドイツ>税制>その他税制)参照
※x  財務省の個人所得税の国際比較も興味深い

そもそも自分の能力が十分かという疑問もありますが、
ちょっと面白そうなので、調査を継続しようと思っています。
どうしてもダメだったら、地元のパン屋さんでパン焼きの修行でも
やらせてもらえるよう交渉してみようかと妄想しつつ。。
むしろ、レッスン料払えと言われそうだけど。。

なお、EU加盟国の市民であれば、域内のどの国へも移動し、
働くことが可能なため、移住の障壁はだいぶ低いと推測します。
欧州委員会のHPによると、相当程度の社会保障についても、
移住先で確保されるべきとの記述があります。

当地に移住してきて、お仕事探しで大変な思いをしている人に対しては
不謹慎かもしれませんが、働きたい派としては、ちょっと羨ましい。

さて、今日はサザエさんでも大事件が起こっていたようです。
明日は月曜日…何に追われているわけでもないのに(笑)、
やっぱり週末が終わっていくと思うと寂しい。「終わる」と思うからかしら? 
新しい週の始まりと考えるとよいのかも~!



■今後の参考ページ

・独立行政法人 労働政策研究・研修機構 
Home>海外労働情報>最近の海外労働情報>
域内の他国労働者の権利保護へ体制強化を―欧州委、指令案を採択

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2013年7月15日月曜日

買い物能力の成長の軌跡

高緯度地域ではありますが、夏至が過ぎて、ちょっとずつ日が短くなってきました。

最近、語学学校で私たちのクラスの宿題がすごく少ないことが露見したようで、
先週から随分量が増えました。ふーふー (;´∀`)

さて、結構真面目にドイツ語を勉強しているつもりですが、
我が家における公用語はもちろん日本語のため、
学んだ内容の活用先はごく限られています。

業務上の必要性や、恋人がいるとか、非常に強い動機づけがないため、
自分がドイツ語をちょっとは分かるようになったなぁ~と感じる機会や、
成功体験が少ないと、小市民の私のモチベーションはどんどん下がっていきそうなものです。

とはいえ、ちょっとした成長の軌跡はあるような気がします。

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【渡独直後】

|-`).。oO(・・・)

心の声:
肉屋のカウンターのサラミ、美味しいのかな~。
でも、割高なのかな~。買う量が少なかったらダメかな~。
…今日は諦めて、パックになって並んでるやつから選ぼう。。


【渡独後しばらく】

( ´・ω・`)9 こ…これ頂戴!

~ヘ(´ー`*) ププ… そのお魚は○×△よ! (そばで見ていたどこかのおばさん)

(つд⊂) 知ってるもん~!!!


【最近】


(´∀`)9 ビシッ! このサラミ、5頂戴!!

~ヘ(´ー`*) えと…5? (店員さん)

(_´Д`)  はい。。5枚。。

※ドイツ語には日本語と同じような単位や数え方があります

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早く正しい単位で注文できるようになりたいものです。。

近所のスーパーの中の肉カウンター。

結構充実の品揃え。

魅惑のチョコレート売り場。
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2013年7月8日月曜日

携帯電話の画面が割れました。

…3週間ほど前に。ホホホ。

私は日本で使っていた iPhone 4s をこちらに持ってきているものの、
Sim Lockされているため、もっぱら自宅でのネットサーフィンに使っていました。
※お外に出る時は、オットーさんが昔使っていた iPhone 3 で活動

なので、すごく深刻な被害はなかったものの(むしろネットサーフィンしなくて
よいのではないかという説あり)大きなカメラを持って行きたくない時の
カメラ代わりとして 4s を使いたかったので、修理に出しました。

修理前はこのように見事に前面ガラスが割れています。
オットーさんにセロファンテープを貼ってもらって応急処置しました。
操作性には大きな問題なしでした。破片の数だけスライドが
繰り返されるかなーと思っていたので、技術力すごいなぁと思いました。


我らがGoogle先生もちゃんとうつります。検索もできます。


とはいえ、セロファンテープ補強では、怖くてお外に連れ出せないし、
もう一度落としたら…と毎日びくびくしながら過ごすので心臓の毛に悪いため、
オットーさんが調べてくれたお店に持っていきました。

Service 4 Handys.de というお店で、ハイデルベルクからそう遠くない場所に
お店を構えています。

検索ボックスの位置が悪くてお店の名前が消えているが、いいのでしょうか。。
そんなに目立たない店構え。住宅街の中にありましたが、目の前がバス停です。
車で行ったので、バス停の名前を調べ忘れてしまいました。

Superdry 極度乾燥(しなさい)の、怪しい日本語が書かれたTシャツを着た
お兄さんが対応してくれました。英語でも大丈夫です。

                                            ***** 待つこと 2時間 ***** 

…その間に、ご近所に住む日本人の方を強引にお昼に誘ってランチ。


生まれ変わりました!!
若干、電源ボタンと画面のギャップが大きくなったような気がしますが、
すぐに慣れるでしょう。。

修理代は 79.9ユーロでした。
m(*-ω-)mオットーさん、アリガト

いっそ新しいのか中古のを買おうかと思っていたのですが、
いずれにせよ200ユーロ以上はかかるようだったので、修理で済んでよかったです。

余談ですが、修理に持ち込んだ時は、私以外はお客さんが皆無なために
経営が心配になりましたが、受け取りに行った時には 2名の修理待ちの人がいました。

日本と違って、ロックがかかっておらず&携帯電話が高価なため、
Apple Storeでなくても個人で修理に持ってくる人が割合多いのかも知れません。
まー、何はともあれ助かった!

以下、携帯画面破壊の立役者(←?)。
タイルの床と体重計の角には気をつけようと思って過ごしたひと時でした。

体重計の左下の角にぶつけて画面を破壊しました。

この角です。
しつこいですね。
では、明日もよい一日を。


■参考 
Service 4 Handys.deの住所等

Anschrift:
Service4Handys GmbH - Reparaturservice
Theodor-Heuss-Str. 102-104
69181 Leimen

Kontakt;
Tel: 06224-17 35 57

Öffnungszeiten:
Mo - Fr 09:30 - 20:00
Sa (Sat) 09:30 - 16:00
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2013年7月1日月曜日

語学学校のその後 3/3 クラスメイトについて

日本時間では月曜日の朝ですね。
皆さん、素敵なスタートを切った頃かと存じます。

昨日は午後になって起きてきたオットーさんと買い出し&現地のお友達に
招待して頂いた研究機関の夏祭り&第九コンサート in Mannheimに行ってきました。
夏祭りは短時間しかいられなくて残念でしたが、立地が山の上で素敵な研究所でした。
そばに牧場もあるので、今度はのんびり行ってみたいなぁ~。

さて、備忘録の続き。
オカーサン、ちゃんと読んでる~??

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目次

1)学習内容について
2)先生について
3)クラスメイトについて
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3) クラスメイトについて
クラスメイトはA1-1、A1-2とも14名ですが、A1-1修了で一旦お休みする人もいるため、
A1-2に上がる時には 6名が新たに加わりました。
VHSの場合、最大18名だそうですが、14名くらいならほんわか授業を受けられます。

毎月新しいコースが始まりますが、私が入校した時期(5月末始まり)は
A1-1の希望者が多かったようで、 2クラス設けられています。
私が通っているVHSでは、基本的に同じクラスメイトと先生で持ち上がりのようです。

幸いなことに、個性豊か&人柄のよい人に恵まれて、楽しく授業を受けています。
以下は記憶に新しいA1-1のクラスのメモです。

■クラスの規模 14名

 ■ドイツ滞在理由
  
  ①お仕事&仕事探しでドイツに移住… 10名
  ②親または配偶者のドイツ赴任に伴い期間限定で移住または永住… 4名


以上のように、私のクラスメイトのドイツ滞在理由は大まかに 2分できますが、
多数派は、既にこちらで仕事を持っている、または移住してきてお仕事を探す
準備をしているという人たちでした。

なお、カテゴリー別のクラスメイトの国籍別&世代別(カッコ内)には以下の通り。

  ①お仕事&仕事探しでドイツに移住… 10名
  ポルトガル(10代)
  スペイン(20代)
  ポーランド(20代)
  チュニジア(20代)
  ウクライナ(20代)×2名
  ギリシャ(30代)
  フランス(40代)
  日本(40代) ←何と同じクラスに日本人の方がいました!
  ガーナ(50代)

  ②親または配偶者のドイツ赴任に伴い期間限定で移住または永住… 4名
  イタリア(20代) 
  インド(30代) 
  日本(30代) ←私
  カタール(20代) 

カテゴリー①では、南欧または中欧の人が多いような印象を受けています。
ポルトガル出身の人の年齢が10代というのは、やや外れ値ですが、20代~30代が中心。

たまに放課後にお茶をしますが、雇用関連のお話を聞いていると、大変さを感じます。

ギリシャ出身の人はエンジニア。英語もそこそこ堪能ですが、
彼の地では最終的には1日11時間労働で35ユーロだったそうです。
物価はドイツとあまり変わらないとのことで、「思いつく限りの副業をした」とのこと。

スペイン出身の人は秘書的なお仕事をしていたそうです。
彼女自身の給与額は聞いていませんが、お国を出る頃には、
若い人の月々の平均的な給与は800ユーロ程度だったそうです。
ここ数年でそのくらいの額にどんどん下がってきているとのことでした。

チュニジア出身の人、ウクライナ出身のうちの一人もバックグラウンドは
エンジニアだそうです(ウクライナ出身のもう一人の人は小学校の先生だったそうです)。

その他、ポーランド出身の人はコックさん、日本人の方は板前さん、
ガーナの方は仕立て屋さんです。手に職があるっていいなぁ。。
あ、フランス出身の方はデザイナーだそうです。花柄のシャツ率高しのオサレさんです。

カテゴリー②の人々についても、国籍や地域はバラバラながら、色が濃くて面白いです。

イタリア人の人はシチリア出身ですが、最初の方の授業で、
「どこから来ましたか?」「国籍は何ですか?」という質問には
必ず「シチリア出身です」「シチリア人です」と答えていました。
シチリアのアイデンティティは強い。。
最近はもうイイヤと思ったのか、「イタリア出身です」となっています。

インド出身の人は、旦那さんが気候変動の研究者でこちらの大学に
招聘されたのに帯同していらしたそうです。彼女自身もバリバリお仕事をしていたようで、
アメリカ・ヨーロッパでのトレーニング経験のある公衆衛生コミュニケーターだそうです。
共通の知人がいそう…((o・ェ・)o"ドキドキ。英語が堪能(巻いてますが)&勤勉な人なので、
最初に一番仲良くなりました。懐かしのインド英語を聞いていると、タイのAITを思い出します。

カタール出身の人は、親御さんが当地の大学病院で高度医療を受けるために
滞在しているそうです。親御さんの体調はだいぶよくなったようで、遠からず
帰国の予定だそうです。何だかリッチな香りがする女性です。しかし意外に喫煙者 (_ _)y-~~

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☆所感☆
お仕事探しについては、各国の統計情報ではなく、一人ひとりの主観に基づいた
お話を聞いているばかりですが、やはり厳しい雇用状況が窺えます。
それでも、それぞれの祖国で生計を立てるに十分なお仕事をしている人もいるでしょうし、
視点を変えれば、国外で仕事に就く(または探す)という選択肢がある彼らは
恵まれている方なのかもしれません。

ちょうど2-3日前に、Yahoo! Japanのヘッドラインでも、EUが若者失業対策に
 1兆円支出するとのニュースがありましたが、若年世代が大変なことになって
いるのだなぁ~という印象は拭えません。


また、日本でニュースを見ている時は、
ドイツが経済支援○○ユーロ…といった情報しか気にしていませんでしたが、
こちらに来ると、それ以上の感情的な情報も入ってきます。
またぼちぼち、そのあたりのこともメモしておきたいと思います。

A1-2には、アメリカ出身のレントゲン技師さんやロンドンでAuditorに勤めていた人もいて、
また色々とおしゃべりするのが楽しみです。Auditorでお仕事していた人は、私の前職場を
知っていました(ある意味競合他社だから当然か…)。

私が通っているクラスは年齢が近く、社会人経験のある人がメインの環境なので
なじみやすいし、別の業界のお話を聞くことができておもしろいです。
また、ドイツ語を勉強して何をしたいかがはっきりしている人が多いので、
自分もしっかりしなきゃなぁーと刺激を受ける機会にもなっています。
と、そんなことを思いつつ、今日はこれにてドロンいたします マタネー!!.....((((((○゚ε゚○)ノ~~   |出口|

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