オットーさんは、免許取得後、日本では片手程度に収まる程度の運転経験ですが、
毎日車通勤をしていたらさすがに慣れて来た模様。。
なので、万全を期して(?)、前々職場のchalsuke先輩 in ストラスブール
+コルマールを訪ねてきました。
ちなみにchalske先輩のブログは右上にリンクがあります。
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土曜日は10:30頃にハイデルベルクを出発。
途中、渋滞に巻き込まれたり、感慨浅く国境を越えたりしつつ、
お昼過ぎにストラスブールに到着。
先輩に宿泊先のホテルまで迎えに来て頂き、さっそく観光に出ました。
脳内地図 凡例は省略。。 |
ストラスブールの主要な観光地はイル川の中州にある旧市街を中心に
コンパクトにまとまっているようで、ホテルから歩きだしてすぐに観光名所の一つ、
かっこよいヴォーバン堰がありました。
ヴォーバン堰はイル川の水をせき止めているとのことで、
いざという時には街に水を流して水攻めができるようにするものだったそうです。
( ̄△ ̄)街の中心地は水浸し…??
下の写真は、堰の上に登って、街の中心地を見た景色です。
左端はENA(École nationale d'administration)です。グランゼコールの一つで、
行政学はここで勉強するそうです。オランド大統領もここで勉強していたそうな
(先輩からの受け売り知識ですが…笑)。
いつぞや白線流し&堰見学に行ったお仲間に見せたい(①) |
ヴォーヴァン堰の外観(①) |
そのあとはかわいらしい街をてくてく歩き、
アルザス地方の木組みの家の写真をばしばし撮影したり…
か…かわいい!!(②) |
赤いお花が鮮やかなレストラン(②) 写真を撮っている人がたくさんいました。 |
これまたかわいい街並み(②) ボートトリップ中に聴いた説明によると、昔は洗濯場だったそうです。 左端の建物は今はレストランになっていて、ここで昼食を食べました。 地球の歩き方にも載っているそうですよ! (ドイツの人もいました。有名なんですね) |
ボートトリップでは、オーディオで日本語の説明がありましたが、
ボートトリップが始まってすぐの名所(橋)が、昔の処刑場だったとか、
火事があった時に太った僧侶が窓にはまって避難できずに
後ろにいた人が20人亡くなったとか、ダークなマメ知識でスタートな趣深いものでした。
ある橋の上(③) ボートトリップの時には、この水路をボートが通ります。その時には橋が回転して取り外されていました。 |
橋が回転している模様(③) |
そんなボートトリップですが、終盤には欧州議会を訪れます。
欧州議会の外観(④) |
「そういや、アルザス・ロレーヌ地方っていえば、『最後の授業』の舞台じゃない~?
昔からフランスとドイツに取ったり取られたりってところよねぇ~?」なんて、
遠い遠い世界史の記憶をぼんやり思い出していましたが、そんな複雑な歴史を持つ地に、
今は欧州全体の方向について議論する場が設けられていること、
また、フランスのリーダー人材を育成する場であるENAがあるのは戦略的であり、
かつ、紛争の歴史を繰り返さないという意志の表れなのかな…と思いました。
ボートトリップは1時間程度ですが見どころが多く、
マリー・アントワネットがオーストリアから輿入れした際に宿泊したお屋敷や、
シュバイツァーが勤務したこともある教会などありました。
歴史の舞台が沢山あり、日本語の説明もあるので楽しかったです。
また、現地に住まうchalsuke先輩から、「この辺りは高級住宅街なんですよ~」なんて
現地のお話を伺いながらの贅沢なひと時でした。
さて、ボートトリップの後も街をぶらぶらしたりカテドラル
(ノートルダム=ド=ストラスブール大聖堂)の上に登っては写真撮影。
とても楽しかったのですが、もともと運動不足のオットーさんと私…。
夜10:30開始のカテドラルのライトアップまで時間はあったのですが、
chalsuke先輩にお願いして、カテドラル前のカフェで3時間ほど一緒に待機して頂きました。
そして、夜10:30からはカテドラルのライトアップ!
ストラスブールのカテドラルは大変立派で、今でも教会建築としては
世界有数の高さを持つ尖塔があります(あまりに無知識で訪問したため、
その場でchalsuke先輩が調べてくれました…笑)。
夕闇に浮かぶカテドラル(⑤) 大変美しく、また、かつての宗教の力の強さを感じます。 |
ライトアップの一例(⑤) 音楽も流れてすてきな感じです。 |
最後は先輩にまたもやホテルまで送っていただき、
オットーさんと私はふかいふかいふかーい眠りに就きました。。。
ストラスブール、コルマールを訪れて。 2/2 コルマール編 に続く
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ちなみに、日本の河川用語では「水門」です(堤防の代わりになっているため)。
返信削除水面への近さとか、木造三階建てとか、アジアモンスーンにあってプレート境界で揺らされながらも、このすてきさを目指して努力してる日本ってけなげです。
「か」さん
返信削除一瞬、誰かと思っちゃったよ~!!
正しい知識、ありがとう ^^
ふぅーむ、日本の建造技術はまたけなげで几帳面で素敵なところがあるようですねぇー。またそのうち、詳しくきかせておくれやす☆