2014年4月16日水曜日

続・仕事についての調査 滞在許可証と就労について

3月にB2の授業が終わり、復習がてらひと月休みをとっています。
B1からB2に上がると、だいぶ難易度が変わる…と聞いていましたが、
噂の通りでございます。

問題なくスムーズに勉強できる人もいるのですが、私にとっては、
B2が一番の難所じゃないかなーと(現時点では )思っています。

A1、A2、B1では、一通り基本的な文法事項や会話を勉強するので、
日に日に意思疎通ができるようになり、進歩が感じられると思います。
一方、B2では、これまでの文法のおさらい+発展形がメイン。
これに加えて、一気に増える新しい単語をひたすら覚え、使用を試みる日々。

自分がいかに正しく話せないか・書けないかを思い知らされます…。(´;ω;`)
多分、私にとって、今が一つの壁なんじゃないかなと思いつめたりします。
でもきっと、これを乗り越えたら、もっとちゃんと喋られるようになって、
いっそう楽しくなるんだろうなぁ~、と息抜きの合間に復習中です。

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さて、滞在許可証。
3月に最初の申請期間(1年間)が終わることに先立ち、2月初めに更新をしました。
前回は有効期間が1年だったため、ハイデルベルク市の方針(←なぞ…)で、
パスポートに直接貼付するステッカー形式でしたが、
今度は2年間になるので電子カードと就労欄(別紙)が発行されました。

上:滞在許可証
下:就労欄の別紙

ここで、個人的にぜひ明らかにしておきたかったこと…


果たして駐在妻(というか、私ですが)はドイツで就労できるのか?


ということです。

随分前に、現地の転職エージェントに相談したら「働けないはずがない」と言われた
私の滞在許可証(前回記事参照)

ドイツ語で辞書を引けるようになってからちゃんと読んでみると…

Familienzusammenführung gem. §30 AufenthG. Erwerbstätigkeit nur mit Erlaubnis der Ausländerbehörde gestattet. Erlischt mit Beendigung / Abbruch der Tätigkeit des Ehemannes „Otto san no namae“ bei fehlendem Krankenversicherungsschutz und bei Bezug von öffentlichen Mitteln, ausgenommen Stipendium. Erteilt gem. §78 a Abs. 1 Nr. 2 AufenthG.
...................................................................................................
居住法30条に基づく、家族の共同生活遂行について。移民管理局の許可がある場合のみ、(事業者は)雇用が許可される。奨学金の受給を除き、配偶者”オットーさん”の職務の完了または中止に伴い健康保険資格を喪失またはこれが公的資金により賄われる場合においては、この資格を喪失する。居住法78条、1項の2。
(Google翻訳使用。一部修正。間違ってたらすみません)

ん? これって、働いていいのでは?
移民管理局(私の場合はハイデルベルク市の管轄部署)が許可を出せば
&健康保険が確保されていれば働けたということです。
とはいえ、アロケーションエージェントが頑に「働けない」と繰り返す点が
気になっていました。

なので、ドイツ語レベルが外国人の就労に求められる最低限のレベルであるB1を修了した
昨年の終わりから、短期でも帰国後に役立ちそうなお仕事を探すと同時に、
Rathaus(市役所)に問い合わせたりしていました。
日本だったら、すぐに調べて何らかの答えを出してくれそうですが、
更新時期が2月で、時期的に近いから、更新の際の面接で直接質問せよとのことでした。
(年末から2月って、時期的に全然近くない気がしますYO…)

ちなみに、面接では、「面接」というほど何も聞かれませんでした。
アロケーションエージェントがほとんど全部やってくれるので、
署名と本人確認のため顔を出すだけくらいの感覚でした。

~~~市役所の面接にて(再現)~~~

( ´・ω・`) あのぅ、ドイツで働くことってできますか? ←私

(´ー`*)  もちろん問題ありませんよ~ ←市役所の人

( ´・ω・`) で、でも、去年来た時は、働いちゃいけないって言われたんですけど。。

(´ー`*)  そんなことないですよ~。働けますよ~。2年くらい前に法律変わったんで~。

∑(=゚ω゚=;) なぬ!?  ((心の声)) 言ってることが…違うやんけー! 

ベ(゚∀゚;)  ヤ…ヤバ  ←アロケーションエージェントの人

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アロケーションエージェントの人は、ちょこちょこ謎の言動があったのですが、
今回のことで、ちょっと脱力しました。。

まぁ、働けることが分かって良かったです…。仕事さえあればですが。

ちなみに、今度の滞在許可証の就労欄には、以下のように記載されています。

Familienzusammenführung gem. Par 30 AufenthG. Berechtigt zur Ausübung einer Erwerbstätigkeit. Erlischt bei fehlendem Krankenversicherrungsschutz und bei Bezug von öffentlichen Mitteln, ausgenommen Stipendium.
..................................................................................................
居住法30条に基づく、家族の共同生活遂行について。(事業者は)雇用が許可される。奨学金の受給を除き、適切な健康保険資格の喪失、またはこれが公的資金により賄われる場合においては、この資格を喪失する。
(Google翻訳使用。一部修正。間違ってたらすみません)

今回交付された滞在許可証の就労欄からは、配偶者の仕事うんぬんがなくなりました。
なので、今、フルタイムで正社員(ドイツは健康保険加入義務あり)になってしまえば、
オットーさんの任期や仕事に関係なく普通に働けてしまうのかもしれません。
(「家族の共同生活」が前提になっている法令のようなので…)

というわけで、疑問は無事に解決。

が、決して長期とはいえない任期付きの駐在妻&ドイツ語もままならない状態では、
人材としてはなかなか魅力的とはいえません。前職に近い分野で探してみましたが、
当然ながらドイツ語がネイティブ並みにできないと難しいようです。
英語でもいいじゃないさ~と思ったのですが、分野的に難しいと…。(´・ω・`)ショボーン

それでも懲りずに、ぼちぼちかつ継続的に色々試みたいと思います。
頭の体操ですが、健康保険や年金関連手続き、雇用保険(失業保険の
受給延長手続き)等についても、ちょいちょい記事にしていきたいと思います。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    ハイデルベルグ、去年同じ時期から滞在しておりました。今年からは就職してフランクフルトにおります。いろいろと懐かしい~と思いコメントしてみました。
    ハイデルベルグ滞在と自分の経験上、オットーさんの会社はおそらくあそこかなぁ・・・なんて。

    ドイツ語で仕事探しされるとは素晴らしいですね!英語の仕事あるといいですよね・・・私も探したけどハイデルベルグはなかなか厳しかったです。マンハイムもS-Bahnで行ける距離だし何かあるのでは??市が違うからダメなのかしら。。。がんばってください!
    Yoko

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    1. 初めまして、Yokoさん。
      コメントをありがとうございます。また、確認が遅くなって失礼しました。

      ハイデルベルクにいらしたんですね! 
      去年もいらっしゃったら、どこかですれ違っていたかもしれません。
      ドイツ語での仕事探し、私の場合はハイデルベルクから出るのが難しいため、ほとんど「仕事探しをやってみる」という体験のためみたいになってますが。笑。

      フランクフルトでのご活躍、心よりお祈り申し上げます。

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